矯正治療症例

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複合性歯牙腫の摘出とハイブリット矯正で綺麗な歯並びに

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治療期間 2年6ヶ月
治療法 ハイブリット矯正(マウスピース × ワイヤー)
治療費 104万円(検査費、保定観察費 別)
 

30代ロシア人の患者様で非常に難しい症例でした。

左上の歯肉が大きく腫れ上がり、その周りの歯は動揺が出始めて痛みと怖さで奥では噛めないという状態でした。
CTで複合性歯牙腫がみられ、骨の中の腫瘍の中にたくさんの小さな歯が形成されている稀な症例でした。
まず、武蔵野日赤病院と連携して、腫瘍を摘出しました。
上顎右側小臼歯は抜歯、左側の腫瘍の奥に埋伏していた犬歯を神経をそのまま温存して骨のかなり深い所から手探りで牽引しながら矯正治療をしました。

治療期間は2年6ヶ月、マウスピース矯正とワイヤーのハイブリッドで完了しました。
日本滞在の間に大きな不安を抱えてしまい、色々な紹介からこちらに辿り着いて訪ねてこられ、小さな街の私なんかを信じてついてきてくれたことに深く感謝しております。
(診療は全て英語で対応いたしました)

【一般的な矯正治療の副作用】
頻度は極稀ですが、矯正治療では、歯根吸収や歯肉退縮、歯髄壊死等のリスクが一般的に報告されています。
リスクの種類や可能性はそれぞれ異なるため診断時に詳しくご説明さしあげます。