親知らずの抜歯（口腔外科）

親知らずの生え方は個人差があり、抜いた方が良い・抜かなくても良いと分かれます。
生え方によっては、上手くブラッシングできず虫歯・歯肉炎・歯周病・口臭に繋がったり、歯並びなどに悪影響を及ぼす場合があります。
このように悪影響がある親知らずは抜歯が必要になります。

安心、安全な親知らず抜歯のために徹底した精密検査と問診を行い、患者様の口腔内をしっかり把握いたします。

特にCT検査では、3次元解析で正確な神経と親知らずの位置・角度などを把握します。
それにより的確で安全な抜歯を行うことができます。

親知らずの抜歯は外科処置（手術）を行います。
そのため、個室で感染予防のための設備を揃えております。
衛生管理された無菌室で気密性の高いクリーンルームです。

その他には、無影手術燈や生体管理モニター、酸素ボンベなどの設備があり、万全の環境が整っております。

手指消毒（写真左）

歯学部附属病院口腔外科のオペ室と同等の手指消毒設備が整っています。

ダイキンstreamer（写真右）

ストリーマ放電から発生する高速電子は、空気中の酸素や窒素と合体しカビやダニ（フン・死骸）、花粉などのアレル物質やホルムアルデヒドなどの有害化学物質を除去します。

親知らずが神経に触れている、または跨っている場合、抜歯を2回に分けて行う方法です。
これにより神経麻痺リスクが軽減でき、より安全に抜歯することができます。
始めに歯冠（歯の頭部分）だけを抜き、空いたスペースに歯根（歯の根部分）が移動するの待ちます。（最低3ヶ月）
移動が確認できたら、残りの歯根を取り除きます。

3D超音波振動を用いて骨を削り抜歯を行います。
骨や歯のような硬い組織に反応し、歯茎や血管、神経のような軟らかい組織は傷つけることがありません。
また、振動で熱を発しないため、術後の痛みや腫れを抑えることも可能です。